訪問型相談室「あぷあ」を開設しました
「apua(アプア)」とは、フィンランド語で「助けて」という意味です。
私は大学時代から身体障がい者、知的障がい者、児童養護施設の子ども達など多くの方々と関わってきました。社会人になってからも身体障がい者、精神障がい者、発達障がい者、社会的ひきこもりの方、お年寄りなどいわゆる社会的弱者と言われる方々と関わってきました。関わる中で「助けたり助けられたり」の相互関係の中で関係性を作ってきました。
ここ10年は「ひきこもり相談」を中心に様々な方々と関わってきました。この度、年齢を重ね退職することになりましたが、これまでの自分の関わりを振り返り、自分の経験をさらに活かしたいと思い、23年間勤めた公益法人北海道精神保健推進協会の退職を機にこれまでの40数年の相談経験を活かし、相談室を開業することにいたしました。施設名を考えるのにあたり、私が「一番行ってみたい国」フィンランドに関係する言葉から「apua」に決め、ひらがな表記の方が柔らかさがあると思い「あぷあ」という名前にしました。
今後も様々な困難を抱えている方のお役に立ち、相談者が元気になる相談をしたいと思っていますので、ご本人のみならず、ご家族の方も一人で悩まないで、ご相談していただければと思います。
よろしくお願いいたします。
令和3年5月
三上 雅幸
訪問型相談室あぷあ 代表
経歴
元 公益財団法人北海道精神保健推進協会
こころのリカバリー総合支援センター事業部長
元北海道ひきこもり成年相談センター
元札幌市ひきこもり地域支援センター
ひきこもり支援コーディネーター
似顔絵は利用者さんが描いてくれました。